GMNマンスリー(第27回)
【満員御礼】
Global Moms Network
「人間力」の基盤づくりのために家庭でできること
〜考え、共感し、伝える力を育むために〜
- 日時: 2014年6月29日(日) 10:00 - 12:00
- 会場: 南北線 後楽園駅、三田線・大江戸線 春日駅すぐ(予約後詳細をお伝えします)
- 主催: 一般財団法人International Women’s Club JAPAN (IWCJ)
- ※ 託児はありませんが、お子様とご一緒に参加可能です
6月のGMNマンスリーでは、世界のメディアリテラシー教育やニューヨーク公共図書館に関する著書を持ち、現在、ボストンで2人の小学生の子育て中でもあるジャーナリストの菅谷明子さんと、ニューヨークと東京で子育てをし、世界や日本各地で女性や女の子の支援にもあたってきた元国連職員でフリーの国際協力・ジェンダー専門家の大崎麻子さんが、学校を超えた場での考える力、共感力、多角的思考などをいかに育むかについて語り合います。
【参考】
お2人の子育てについてGMNの東洋経済オンラインの連載でご紹介しました。
菅谷明子さん:「MITメディアラボ教授夫妻の最先端子育て」
大崎麻子さん:「世界への切符?「国際バカロレア有効か」
開催概要:
日本の子どもはルールを守り、与えられた課題を真面目にこなし、周りに対する思いやりの気持ちが強いなど、沢山の長所を持っています。その一方で、均質的な社会で育っている為に、異なる価値観を持つ人に触れる機会が少なく、適応力、柔軟性、思考の閉塞感があることも事実です。
グローバル化で価値観が益々多様化する中、将来を担う子ども達が、受験や就職といった点を目標にするのではなく、生涯を通じて一人の人間として、相手の違いに敬意を払い、お互いの良い点を認め合い、しなやかに発想し、柔軟に行動するための感覚や、論理的に考える力、コミュニケーション能力を身につける為には、親や社会はどんなサポートをしたら良いでしょうか。異なる文化に身を置いても、揺るぎない人間になる為には、子ども自身の中に強い軸を持つことも大事です。
世界で経験を積まれてきたお2人の対談をお楽しみに!
菅谷明子さん
在米ジャーナリスト。米ニュース雑誌「Newsweek」日本版スタッフ、経済産業研究所(RIETI)研究員などを経て独立。2011-12年ハーバード大学ニーマンフェロー(特別研究員)としてソーシャルメディア時代のジャーナリズムを研究。14年同大学ニーマンジャーナリズム財団役員に就任。著書に「メディア・リテラシー」「未来をつくる図書館」(ともに岩波新書)。コロンビア大学大学院修士課程修了、東京大学博士課程単位取得満期退学。
大崎麻子さん
大崎麻子 関西学院大学客員教授、プランジャパン理事。コロンビア大学大学院在学中に長男を出産。UNDP(国連開発計画)に就職し、途上国の女性支援・ジェンダー平等の推進を担当した。在職中に長女を出産し、子連れ出張も経験。現在は、フリーの専門家として、国際機関、NGO、省庁、メディアなどで幅広く活動中。国内外で女性・女の子支援に従事している。著書に『女の子の幸福論 もっと輝く明日からの生き方』(講談社)。
7月13日(日)GMNマンスリー
テーマ:国際バカロレア(IB)が子ども達を強くする?
〜IBが目指す人間像はどのようなものか?〜
ゲスト:坪谷郁子さん (東京インターナショナルスクール共同創設者・国際バカロレア機構(IBO)アジア・太平洋地区理事)